詐欺と詐欺でない業者
呪い代行のページを検索すると一番に出てくるのが「詐欺」という言葉である。
多くの口コミページにおいても、あそこの業者は詐欺だ、などとの文言をよく見る。
しかしながら、呪い代行においての詐欺とは何だろうか?騙される前にその定義をはっきりとしておく必要があると思う。
呪い代行に騙された!
まず、考えられる要素として三つ。
請求が見積額よりも多い。
これは騙されたといっていいだろう。お互い納得した金額以上のものが後々請求されたとすれば商取引の観点からもそれは「騙された」と言っていいだろう。
多くの業者はそんなことはないと思うが、中には悪質にも、依頼した内容の相談を持てさらに脅迫などを行う業者もあると聞く。その場合はすぐに警察に相談すべきだ。
依頼したが効果がなかった。
これはとてもシビアな問題だと思う。なぜなら、呪い代行を依頼する、という行為において、効果の保証までも契約の内容に入るものなのだろうか。
いわば、レストランでラーメンを注文した。ラーメンにはチャーシューが二枚入っていて、メンマが・・・などとメニューに説明があるだろう。
中には絶品!一度食べれば病みつきに!日本一の味!などのキャッチコピーもあることだろう。
そしてそれを食したとして、なんだ、思っていたほどおいしくないじゃないか!どこが日本一の味なんだ!これは詐欺だ!騙された!というだろうか。
呪い代行を依頼するにあたり、呪いを行ってくれるかどうか、が大切であり、効果がなかったから詐欺だ、というのは少々短絡的ではないだろうか。
大して、こういう業者もある。
うちの呪いは絶対に効果があります。100パーセントです!
と。これはどうだろう。
効果がなければ詐欺といえるかもしれない。
しかし、注意してほしい。こういう業者の多くは、効果がなかったら返金します、などとうたっている。
一見、良心的にも見えるが、その多くは返金に応じないと聞く。
依頼内容・契約内容と異なる場合。
総括的な話になるが、支払い方法、金額、返金、呪いの方法、呪いの担当者、呪い代行も一つのサービス業といえる。
その中で、お互いに納得し契約まで行ったもの、例え単なるメール上のやり取りにしても、それは立派な契約で在り、その内容と異なるものは「契約不履行」場合によっては「騙された」「詐欺」と言っていいのではないだろうか。
反対に依頼者にも。
反対に依頼者においてもその契約を遂行する義務もあるのではないだろうか。
メールで依頼したが、やっぱり気が変わった。
効果があったがそれはたまたまかもしれないので返金してほしい。
あの時はどうかしてた。本心ではない。
業者から言われていた手順(指定の日時に共に手を合わせるなど)をしなかった。
など、依頼者においても依頼の責任がある。
それを棚に上げて、効果がなかった、騙された、などはまさに鬼も笑うものである。
そもそも呪い代行とは
自分の呪うエネルギーを他者に預けて倍加されるものであると筆者は考える。
それゆえ、依頼する側に一寸の疑いでもあろうものならば、効果があるはずもない。
呪い代行をめぐる詐欺や騙された、という報告は山のように届く。
しかし、その中には依頼者の無智厚顔なふるまいも見受けられうのもまた事実なのである。